こんにちは。私は「開発から保守まで全部担当の人」、いわゆる“ひとり情シス”です。
社員数万人を抱える某大企業に勤めていますが、私が配属されているのは小さな工場。
そしてその工場のITを、ほぼワンオペで背負っているのが私です。
大変ですね…
システム保守から新規開発、ネットワーク管理にインフラ整備。
さらには「パスワード忘れた!」と駆け込んでくる人の対応まで、ぜんぶ私。
最近はもう開き直って「名刺の肩書きを“なんでも屋”にしようか」と思い始めています。
それにすると余計に人が来るのでは…
ところで今日も事件ですか?
ええ…
今日の話:Windows11アップグレードという地雷原
今回のテーマは「社内PCのWindows11アップデート」。
Microsoftのサポート期限もあるし、社内的にも移行は必須。
はい、本家からの指令でアップグレードします。
とはいえ対象は400台の端末。
全端末の動作チェック?
各部署でバラバラに導入されている“謎ソフト”の互換性検証?
――ひとりじゃ無理ゲーです。
だから私は、事前にこうアナウンスしました。
「〇月〇日より順次Windows11に自動アップグレードします。ご了承ください」
仕込みをして、裏からじわじわと適用。
「よし、これで朝から静かに動き出すはず」と思ったんです。
翌朝:問い合わせラッシュ発生
フタを開けてみたら――想像どおり、いや想像以上の大騒ぎ。
- 「PCが固まって動かないんですけど!」
- 「業務ソフトが起動しません!」
- 「スタートボタンの場所が変わってて操作できない!」
- 「窓のマーク押したところにあったショートカット(ピン止め)が全部ないんだけど!」
……下の二つのやつに至っては、それWindows11の仕様です。
でもユーザーからすると、全部「壊れた案件」。
しかも厄介なのは「レアケース」。
ある部署だけが使っている古代ソフト(最終更新2003年)が、Windows11で無事に爆死しました。
起動しない。なんかエラーメッセージでてる…
「このソフトがないと業務が止まるんだけど!」と叫ばれ、私の心も止まりかけました。
(これは結局再インストールで事なきを得ました。心臓止まらなくてよかった)
事前説明の限界
一応、事前に「アップグレードやりますよ」と説明していたんです。
でも、説明してもユーザーは「まあ何とかなるでしょ」と思っている。
実際にトラブルが出ると、説明したかどうかなんて関係なく、全部“また私か”。
冷静に考えてみると、事前に全端末の動作確認なんてできるわけがありません。
数百台のPCを一人で全部触る時間なんてない。
しかも「特定の人だけが使っている謎ソフト」なんて、事前に把握できるわけがない。
人員リソースがゼロのひとり情シスに、完璧な準備は不可能なんです。
火消しに追われた一日
結局この日は、ほとんど丸一日が火消しで終わりました。
- 動かなくなったソフトの代替方法を探す
- 設定がリセットされたユーザーに手順を説明する
- 「操作が変わっただけ」案件に丁寧に対応する
プログラム1行も書いてない。
でも汗と神経はたっぷり消費しました。
進捗報告にはきっとこう書かれるでしょう。
「Windows11移行:対応中(トラブル多数)」
いや、対応してるんですよ。しまくってるんですよ。
ただ“平和なアップデート”なんて幻想だったというだけの話です。
今日の教訓
未来の自分に言い聞かせたいことがあります。
- 社内PCのアップデートは「静かに仕込んでも、必ず大騒ぎになる」
- 古代ソフトは地雷。いつ爆発してもおかしくない
- UI変更は、それだけでトラブルチケット1件扱いになる
- ピン止めはスクショ撮っといてね☆って言っておけばよかった
結論:ひとり情シスは今日もサバイバル
Windows11移行は進みました。
でもその代償として、私の一日は「問い合わせ地獄」と「レアソフト発掘大会」で終わりました。
「また私か」と呼ばれるのは宿命。
でも、こうして地雷を踏んで火消しした日こそ、ちゃんと仕事をした日なんだと思っています。
今日のまとめ
- 事前説明してもトラブルは避けられない
- 全端末・全ソフトのチェックは、ひとり情シスには無理ゲー
- 社内は今日も「また私か」で回っている
というかWindowsボタンが真ん中になったことを私に文句言うのはやめてほしい♪
人類、意外とボタンの位置に弱い…
📌 読んでくださってありがとうございました!
似たような経験がある方、ぜひコメントやSNSで「#また私か」で教えてください。
きっとあなたの会社にもいるはずです――「開発から保守まで全部担当の人」。
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